サッカー ・ 2026-09-27

アイルランドvsイスラエル戦の開催決定と背後にある政治的背景

Photo: Pablo Hsm (Pexels)

アイルランド代表は9月27日にハンガリー・デブレチンで行われるイスラエル戦を控え、選手たちの間で試合の開催に異議を唱える声が上がっていた。特にGKギャビン・バズヌーはイスラエルとの対戦を拒否し、チーム内で「試合を中止すべきか」を巡る議論が生じた。ホテルで選手投票が行われ、「試合をプレーする」が有意な多数決で可決された。バズヌーはロスターから外れ、日曜の試合には参加しない。

背景には、アイルランド代表監督ヘイミル・ハルグリムソンがイスラエルのガザ地区への対応を批判した発言がある。彼は「私たちはジェノサイドとプレーしているわけではない。私たちはジェノサイドに反対してプレーしている」と述べた。これに対しイスラエルサッカー協会は「我々は無知、偽善、愚かさとプレーしているわけではない。それらを体現する監督とプレーしているのだ」と反論した。

試合の開催に政治的圧力がかかる中、アイルランド・スポーツ・フォー・パレスチン・グループが発行した公開書簡に160人以上のアイルランドスポーツ関係者が署名し、アイルランドサッカー協会に試合中止を求めた。また、2025年11月、FAI会員の93%がリーダーシップにUEFAへイスラエル追放を圧力するよう求める「Stop the Game」と題された書簡への賛成投票を行った。この書簡にはリーグ・オブ・アイルランド選手、元男子監督ブライアン・カー、女子年間最優秀選手2回のルイーズ・クイン、シャムロック・ローバーズ主将ロベルト・ロペスが署名している。

両国の試合は中立地で行われる。アイルランドの放送局RTEは試合の放送には応じるものの、スタジオ解説やコメンテーターの出演は控え、国際映像の実況を使用する。RTEは両試合に関する広告や商業的利益も取らない。


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